アナログ・テスターの調子が悪くて、導通テストをしても針が動きませんでした。電池を新しくしても駄目。これは、これは、と、歴代のテスターを引っ張り出してみると、すべて、同じ症状です。
今は、ほとんどデジタルテスターを使っているけれど、さっと調べるときにはアナログ・テスターの方が便利なことが多いのです。デジタルテスターだと、時間がかかるけれど、精度が高い。アナログ・テスターはすぐに針が振れるのでアバウトだけど速い。そういったところです。
テスターなんて、レンジを間違えて焼いてしまう以外には、故障に思い当たりません。回路も単純だし、開けて調べることにしました。
結局、三台とも、電池のバネの接触不良。表面がやや酸化していたようです。一台は、調べていたら、ポキリと折れてしまいました。ということで、端子の表面を磨いて、折れたバネには中継ぎの金属を挟み込んで、これでOK。
思い起こすとすごく古いものだから、いま、ほぼ、難なく動いているだけでもすごいですね。
これに気を良くして、音が出なくなっていたローランドのエフェクタ、Funny Cat AG-5を調べることにしました。電池を入れてもエフェクト音が出ない症状です。生音は大丈夫。
ということで、フットスイッチをカチャカチャとオンオフを繰り返しているうちに、左側のデストーションがかかるようになりました。オートワウは、まだ、だめ。
ならば、と、オートワウのモードスイッチをカチャカチャ。すると、A、B、Cのうち、AとBは動き出しました。Cにするとエフェクトがかかりません。
しばらく、この状態でギターで遊んでから、また、モード切替を繰り返しているうちに、Cも動き出しました。
結局、スイッチ関係の接触不良だけだったようです。ラッキー。丈夫ですね、昔の機械は。
AG-5で久々に遊んでみると、音の印象が随分違います。うるさいだけだと思っていたディストーションは、結構、スモーキーでいい雰囲気。もっと、ファズっぽいと思っていたけどそうでなくて、ウォームです。
オートワウの方も、昔より使いやすいんだけど、何故だろう。モードA/B/Cは大雑把に言えばワウの周波数の低/中/高。感度調整が、センターぐらいだと、うまく、演奏のタッチでコントロールできます。ミュートしても大丈夫。
そうそう、昔、これを使ってたときは、ハムだったけど、今日は、シングルコイルのリア。となると、シングルコイルと相性がいいのかもですね。エフェクターの変態度が下がったのはちょっと残念な気もします。
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