音楽

2009年12月 8日 (火)

バンジョー:右手のロールパターン

 バンジョーの右手のピッキングパターンにはどんなものがあるのか。機械的な分類をしました。

 4音休みなし、つまり1/2小節での右指の動作の組み合わせ。同一の指が続けて二度使われない前提で計算すると、24通りあります。
 これを大きく分類すると次の7種類

  1. Forward
    I M T I M T …の順に現れるもの(3種類)
    imti / mtim / timt
  2. Backward
    TMITMI…の順に現れるもの(3種類)
    tmit / mitm / itmi
  3. Double Thumb
    親指が奇数番目に必ず現れる(2種類)
    titm / tmti
  4. Reverse Double Thumb
    親指が偶数番目に必ず現れる(2種類)
    itmt / mtit
  5. Alt
    二つの指を交互に使う(6種類)
    itit / titi / mtmt / tmtm / imim / mimi
  6. pattern A
    IMITをずらしたパターン(4種類)
    imit / miti / itmi /timi
  7. pattern B
    IMTMをずらしたパターン(4種類)
    imtm / mtmi / tmim / mimt

 指使いだけなら、上のパターンのみですべて。案外少ないので、練習しやすいかもしれません。
 実際の音楽では、アクセントや意識のポイント、音を保持したり切ったりするので、これが弾けるだけでは不十分ですが、リズムボックスなどを使った機械練習には良いかもしれません。自分用のチュートリアルとしてまとめているところです。

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Lilypondでタブ-右手の記号

 また、楽譜浄書ソフト Lilypon の使い方の話です。

 引き続き、LilypondのTab譜で右手の記号付けを模索していました。バンジョーのピッキングを前提に考えているので、とりあえず、T I M などと、タブの該当する音符の下に文字が書ければよいのですが、この文字の水平位置を揃えたいわけです。

 と、都合がよさそうなのが歌詞機能。早速やってみると、Tab譜が普通の楽譜に変わってしまいました(addlyricsコマンド)。あきらめかけたのですが、気を取り直して、別のアプローチ。
\new Lyrics \lyricsto を使ってやるとTab譜が壊れずに歌詞を書くことができました。
 とりあえず、これで和音が出てこなければ、なんとか、きれいに書けます。
 和音の場合の書き方はこれからの課題です。また、試行錯誤。歌詞を一番、二番、と振れるのだから最悪でも、それを使うか。あるいは、ひょっとしたら、縦積みの\columnのようなコマンドがあるのかも。

 とりあえず、制限があるとはいえ、バンジョーや、バンジョースタイルのギターのTab譜に右手記号を付けて、きれいに書ける。嬉しいです。

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2009年11月28日 (土)

ビル・キース

 ギターでバンジョー風に曲を弾くことにはまっています。ということで、よくいわれるバンジョーの三つのスタイルもギターに持ち込んで弾いています。

 通常のロール、これがもっともバンジョーに近い。次が、リノのシングルストリング。これは、親指と人差指で交互に、ちょうどギターのフラットピッキングのように弾きます。

 そして、最後のひとつがキース・スタイル。開放弦とハイポジションの弦を交互に弾いて細かいメロディを弾きます。これは、クラシック・ギターではカンパネラ(鐘)奏法と呼んでいるものとほぼ同じ。
 メロディのベタ弾きになりがちなのですが、細かい音がとりやすいし、バンジョーなら速度もそこそこ。これをギターで弾くと、さすがに、五弦がないために高音域が苦しくなります。左手が難しいので、思ったよりスピードがでなくて、今のところ、弾く楽しさを味わっているレベルで実用には、時間がかかりそう。

 で、バンジョーでこのスタイルを広めたといわれるのがビル・キース。ビル・モンローのとろころでのDevil'sDreamなど数曲で有名になったそうです。
 この人が面白いのは、東部出身の学生さんだったこと。つまり、ブルーグラスなどを伝承しているひとではなく、レコードを通してブルーグラスに接した人。最初に触ったバンジョーもテナー・バンジョーだったそうです。
 メジャーな人なのですが、ブルーグラスの活動は、実際には、あまりなかったりします。バンドとしては、モンロー以前のジム・ルーニーと一緒のもの。モンローのバンド。それから、レッド・アレンのケンタッキアンズ(これも、セッションぽい)。
 モンローのバンドを辞めた後は、ジム・クエスキン・ジャグバンドを経て、イアンとシルビアのバックでペダルスチールを弾いていたりしていました(大阪万博で日本に来たみたい)。
 レコードも、傑作といわれる曲は多く挙がるのですが、アルバムとしては、まとまったものが少なく、結構、探しにくいです。初期の名演というと、モンローとの6曲。レッドアレンのフォークウェイズ盤。レベル・レコードでの数曲。意外に凄いのがビリー・ベーカーのインストアルバム。この頃までがピークなのかも。

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2009年7月17日 (金)

LilyPond 出力フォーマット指定

 楽譜浄書ソフトのLilyPond。とても便利に使っているのですが、標準の出力がPDFです。
 WEBに掲載する場合、まとまった楽曲の場合にはPDFの形式は便利ですが、フレーズやフィンガリングの説明に使用する小さな画像には、やはり、WEBでサポートしているjpg/gif/pngなどが便利です。

 そこで、今までは、一旦、PDF形式で出力した後に、マニュアルでそれなりの画像形式に変換していました。
 これを直接画像出力できれば、もっと、便利ではないか。ということで、オプションを調べると、PNG形式で出力できるようになっていました。

 とりあえず実験。コマンドプロンプトで次のように指定します。

lilypond -fpng filename

 オプションとして -fpng を指定するだけで、最終的にPNG画像を作ってくれます。出力が複数ページある場合には、それに対応する枚数の画像ファイルが出力されます。

 解像度などの細かいコントロールの方法は、まだ、よくわからないけれど、デフォルトでは100dpiでフルカラー出力されるようです。
 この出力画像を適当に切り取ると説明用にWEBに貼り付けるには丁度いいぐらいのクオリティでした。

 ちょっとだけ、便利に使う方法を覚えました。

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2009年6月25日 (木)

リュートのロバート・ジョンソン

 よく弾くリュート曲の作曲家としてクレジットされているロバート・ジョンソン。どんな人か、気になっていたのですが、調べていませんでした。

 たまたま、眠れぬ夜に、手持ちのヴァージナルの楽譜を眺めていたとき、「Elozabeth Rogers Hir Virginall Booke」の序章で、ロバート・ジョンソンについて書いてありました。

 リュート奏者で、作曲家。シェークスピアの劇音楽を書いた人。同時代の他の舞台音楽も手がけているそうです。王族や貴族のお抱え楽師?。当時のリュート奏者としては、ジョン・ドーランドに次ぐ評価を受けていたらしい。

 どこで誰に仕えたとか、そういう記述があるのですが、これが、ちょっと、問題でした。というのは、おなじみの wiki や、allmusic に書いてあるものと、相当違う。手元の本は1982年版だから、情報が古いのは考えられることです。しかし、wiki や allmusic の記載をそのまま、信じられるものかどうか。

 「Elozabeth Rogers Hir Virginall Booke」の同じところで、ジョン・ウィルソン(John Wilson 1595-1674)という、リュート奏者(作曲家)が紹介されていました。ジョン・ドーランド、ロバート・ジョンソンに続き、「英国一のリュート奏者」と呼ばれていたそうです。この人の曲も、弾いてみたいです。

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2009年5月25日 (月)

LilyPondで書いた楽譜 その2

 楽譜浄書ソフトLilyPondで、また、もう一つ楽譜を書いてみました。

 今度も、フィンガー・ピッキングのギター曲。ちょっと、込み入っているので演奏は難しいかもしれません。
 前回と同様、楽譜とタブの併用で書いてあります。

 今回、新しく試したこと。

  • ハイポジションを使ったので、音符の弦とポジションの指定をした。
  • プリング/ハンマーリングはスラーで表現
  • スライド

 とても仕上がりは綺麗ですが、ギター奏法の記号は、明示できていません。プリング、ハンマリングには、「pull」、「h」など入れたいし、スラーの「sl」などの補助文字があると、わかりやすそうです。工夫で出来そうな気がします。

 込み入った曲なので、右手、左手のフィンガリングを入れたかったのですが、ちょっと、くじけました。記号が入るのですが、表示がごちゃごちゃしたので、もう一工夫必要でした。

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2009年5月14日 (木)

Lilypond で 日本語

 テキストで書く、楽譜浄書ソフト「LilyPond」。新しいバージョンを弄っていて、気が付いたのは、日本語が入力できること。

 テキストのエンコードをUTF-8にしなければならないのですが、タイトルなど、そのまま、日本語で表示できました。
 以前のバージョンだと、結構、苦労してあきらめていたのですが、何故か、スムーズ。特別にフォントの設定もしていないのですが、表示できています。
 ひょっとしたら、言語設定でデフォルトで日本語にも対応してくれているのかも。

 タイトルなど、文字表記だけで、歌詞などには使っていないのでフルに機能が対応しているかは不明ですが、確認できたレベルだけでも、とても嬉しいです。

 少し、障壁が下がったのではないでしょうか。

 典型的な楽譜のテンプレートがあれば、多分、誰でも扱えるようになりそうです。どこかに、あるのかも。

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2009年5月12日 (火)

爪を研ぐ

 フォークギターを弾くときには、フィンガーピックを使うことが多いのですが、内臓(ガット)ギターの場合には、さすがに、素手で弾いています。

 ナイロン弦を素手で弾いていると気になるのが、弦を弾いたときの音。上手な人なら問題ないのかも知れないけれど、私の場合、爪を整えておかないと、きれいな音がしません。
 で、「爪を研ぐ」。研ぐのに使っているのは、百円ショップで女の子のネイル・ケア用に売っているもので、四段階のヤスリ?が貼り付けてあるものです。

 爪は結構なスピードで伸びるし、結構、痛みます。とりわけ、人差し指がよく痛むと思って、気をつけて自分の日常を観察したら、缶飲料などのプルトップを明けると、必ず、人差し指の爪が荒れていました。

 それで、ちょっと、ポロロンと弾く前には、爪をちょいと、研ぐ。面倒なんだけど。

 気軽にギターを楽しむことからは、離れすぎているような気もしています。爪を上手に整えるのもギターを弾く技術の一つとか、いうと、ギターを弾くの、嫌になりそう。
 なんとか、楽ができるといいんだけど。

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2009年5月 9日 (土)

LilyPond で 譜面を書いた。

 LilyPondで、ギターの譜面を書いてみました。曲は、フィンガー・ピッキング・スタイルのオリジナルものですが、手で書くとなかなか、大変。ローポジションだけなら、Tab譜も、ほぼ、自動で作成できます。(この曲
 コマンドや、構成が複雑で面倒なのですが、枠だけ決まれば、内容(=曲)を書き換えるだけで何とかなります。
 今回は、単純なのでフィンガリングや弦記号をつけていませんが、気合を出せば、これも可能です。

 ともかく、仕上がりが美しいので、自由に扱えるようになりたいソフトです。

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2009年5月 7日 (木)

LilyPond 2.12.2

 テキストで記述する楽譜ソフトのLilyPond。現在の安定バージョンとして、2.12.2 が推奨されているのに気づき、さっそく、バージョンを上げました。

 暇を見て、少しづつ使いながら、覚えている最中なので、何が、上がったのか良くわかりませんでした。
 以前からすこしづつ、試しているサンプルを楽譜にすると、楽譜の外見が大きく変わり、見やすくなっています。たぶん、十分な設定を描いていた無いために、デフォルトの設定の違いが反映していると想像しています。

 何より、大きく変わったのは、ドキュメント。以前の版に比べて、判りやすくなった印象です。これなら、英文のままでも、すっきり読めそう。ポツリポツリと旧版を読んでいたのですが、新しいドキュメントから読み直した方が良さそうです。

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